Sunday, March 19, 2006, 11:07 PM ( 44 views )
ある大きな現場で、数ヶ月大工さんと共同生活をしていた事があります。
素朴で丁寧な手をもつ素敵な大工さんでした。
ある日、彼と共同生活をしているアパートへ仕事現場から帰ってくると、アパートの外の階段が新しくなっていました。
私が、疲れた足取りでそのステップをよろよろとのぼった後ろで彼は叫びました。
「えっらい、傾いた階段だな!」
えぇ?そうだったかなと、一旦登り終えたその階段に戻ってみると、確かに傾いている。
外の階段だし、コンクリートを適当に盛ったのかも知れません。雨水が溜まらないよう、わざと勾配をつけたのかも知れません。
疲れていたのは確かにそうなんですが、足の裏の水平感覚って屋根の上が日常の板金屋には無いのかも知れないな、なんて思わされたエピソードです。
足で、微妙な水平具合を見ることは出来ませんが、屋根の上に長時間いても疲れないのが板金屋の足です。
何かに特化すると何かを失ってしまうのかも知れませんね。
そういった、何気ない職人の特徴っていうのが実は、積み重なってプロの技足りえるのかも知れません。
板金屋が大工の真似事をして床を仕上げようとしても上手く行かないのでしょうね。
もちろん、同様に板金屋以外の職種の人が板金屋の仕事をしても何なりと不具合を生じさせてしまうのでしょうけれど。
”もちは餅屋”という言葉が昔からありましたね、日本には。・・・そういえば、昔から。
林田 憲和
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Sunday, March 19, 2006, 10:26 PM ( 36 views )
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野村様、野口様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
ナイスリフォーム紙を読んで当サイトへ飛んできていただいた皆様、まことにありがとうございます。まだまだ拙いサイトですが、皆様の質問、疑問、ご要望によってよりよい物になっていくのではないかと思っています。
たまたま、どこかから当サイトへお立ち寄りになられた方、どういった経路でここへ来たのか是非お聞かせ下さい。よろしくお願いします。
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林田 憲和
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